おはつ‐てんじん【お初天神】
⇒曽根崎天神
おはつ‐とくべえ【お初徳兵衛】
大坂内本町の平野屋の手代徳兵衛と北の新地の遊女天満屋のお初。また、元禄16年(1703)に起こった二人の情死事件を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。近松門左衛門作「曽根崎心中」が有名。
おは‐づけ【御葉漬(け)】
「菜漬け」をいう女房詞。
お‐はな【御花】
1 「花」の美化語。「—が咲きました」 2 生け花。華道。「—を習う」
おはな‐ごま【御花独楽】
六角形または八角形で各面に種々の絵が描いてあるこま。また、これを使ってするばくち。
お‐はなし【御話】
1 話す人を敬って、その話をいう語。また、「話」の美化語。「先生の—をうかがう」「これは、私の郷里の—です」 2 江戸末期、富籤(とみくじ)の当たり番号を印刷した紙。また、それを売る者。「お話」...
おはな‐はんしち【お花半七】
大坂の刀屋の手代半七と遊女お花の心中事件を題材とした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。近松門左衛門作「長町女腹切(ながまちおんなのはらきり)」など。
お‐はなばたけ【御花畑/御花畠】
1 「花畑」の美化語。 2 高山で、高山植物が群生する場所。夏の短期間にいっせいに開花するところからいう。《季 夏》「—見下ろしつつも峰づたひ/泊月」
おはな‐りょう【御花料】
《「死者の霊前に供える花の代」の意》キリスト教による葬儀の際に、香典の上書きに使う言葉。
お‐はね【御跳ね】
はねかえり娘。おてんば。