じじ‐め・く
[動カ四]やかましく声や音を立てる。騒々しくする。「人々見て笑はむとぞ—・きける」〈伽・鉢かづき〉 [補説]歴史的仮名遣いは「ぢぢめく」か。
じだい‐がか・る【時代掛(か)る】
[動ラ五(四)]古めかしく見える。古びてくる。また、古風で大げさになる。時代めく。「—・った建物」「—・った表現」
ジャガ‐いも【ジャガ芋】
《「ジャガタラ芋」の略》ナス科の多年草。高さ60センチ〜1メートル。6月ごろ、白色や淡紫色の花を開く。地下茎は肥大していくつもの塊状となり、良質のでんぷんに富み、食用。アンデス山脈の原産。日本へ...
すた・く【呻く】
[動カ四]《「すたすた」の「すた」の動詞化。「すだく」とも》あえぐ。すためく。「声いきどしく—・きながら」〈浄・関八州繋馬〉
すみ‐すまし【済み済まし】
結末。しめくくり。始末。「おれが—を付けたから、けちりんも間違(まちげ)えはねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
す‐め・く
[動カ四]《「す」は擬声語、「めく」は接尾語。「うめきすめく」の形で用いる》すうすうと息づかいをする。多く、詩歌を作るときに苦吟するさまにいう。「大名小名うめき—・きけれども、(下ノ句ヲ)付くる...
すめ‐みこ【皇子】
天皇の子。「—天国排開広庭(あめくにおしはらきひろには)の天皇、群臣に令(のりこ)ちて曰く」〈欽明紀〉
ずつ
[副助]数量・割合を表す名詞・副詞、および一部の助詞に付く。 1 ある数量を等分に割り当てる意を表す。「一人に二本—与える」「五〇人—のクラス編成」 2 一定量に限って繰り返す意を表す。「一ペー...
せつび‐ご【接尾語】
語構成要素の一。単独では用いられず、常に他の語の下について、その語とともに一語を形成するもの。意味を添加するもののほかに、上の語の文法的機能を変える働きをもつものがある。「彼ら」「殿さま」などの...
せめ・ぐ【鬩ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「せめく」とも》 1 互いに憎み争う。「我が先へ汝(そなた)は後にと兄弟争い—・いだ末」〈露伴・五重塔〉 2 責め苦しめる。「老いぬとてなどかわが身を—・ぎけむ老いずは今...