おも‐なが【面長】
[名・形動] 1 顔が長めなこと。また、そのさま。「—な人」 2 態度や気持ちがのんびりしていること。また、そのさま。「懐紙をな、眉にあてて私を、—に御覧なすって」〈鏡花・眉かくしの霊〉 3 お...
おも‐な・し【面無し】
[形ク] 1 合わせる顔がない。恥ずかしい。面目ない。「はしたなかるべきやつれを—・く御覧じとがめられぬべきさまなれば」〈源・橋姫〉 2 遠慮がない。厚かましい。「われをいかに—・く心浅きものと...
おも‐ならい【重習い】
能・狂言などで、師匠の免許が必要な習い物のうち、特に重要とされるもの。
おも‐な・る【面馴る】
[動ラ下二] 1 見なれて珍しく感じなくなる。「あまた年越ゆる山辺に家居して、綱ひく駒も—・れにけり」〈かげろふ・中〉 2 なれなれしくなる。「ほの好きたる方に—・れなましかば、かう初々しうも覚...