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辞書
1 驚きや悲しみなどの衝撃でうろたえるさま。「父の死にただ—(と)するばかりだった」
2 声を震わせ、涙を流して泣くさま。
「涙—と落しながら」〈露伴・艶魔伝〉
3 不十分なさま。ざっと。
「この事知りたる聖はありと聞き侍りしか、と—言ひ出たりけるを」〈無名抄〉
4 全体に行きわたらないさま。ところどころ。
「髪もはげて、白きとても—ある頭に」〈宇治拾遺・一一〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
おろおろごえ【おろおろ声】
取り乱したときの、不安におびえ今にも泣きだしそうな声。
おろおろなみだ【おろおろ涙】
取り乱して分別もなく泣いて流す涙。「思案して見てくだされと小声ながらも—」〈一葉・別れ霜〉
出典:青空文庫
・・・浪の生活を思いやっておろおろと泣かんばかりになったが、夫の荒立った気・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・あの泣きもし得ないでおろおろしている子供が、皆んなから手柄顔に名指さ・・・ 有島武郎「卑怯者」
・・・と優しき腰元はおろおろ声。 夫人の面は蒼然として、「どうしても肯きま・・・ 泉鏡花「外科室」
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