おん‐しゃ【恩赦】
1 行政権によって公訴権を消滅させ、あるいは刑の言い渡しの効果の全部または一部を消滅させること。大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除、および復権の5種がある。 2 律令制で、天皇の大権によって刑罰を...
おん‐しゃ【御社】
相手を敬って、その人が属する会社などをいう語。書き言葉では「貴社」を使うのが普通。→貴社 [補説]同音の言葉が多く紛らわしい「貴社」に代わり、主に話し言葉において使われ始めた。1990年代初めこ...
おん‐しゃ【温藉】
[名・形動]あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)。「その怨み方が—でなく感情の露骨なのを非難する」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
おん‐しゃく【恩借】
[名](スル)《「おんじゃく」とも》人の好意によって金銭や品物を借り受けること。また、その金品。「手紙を書いて—の礼を述べた」〈漱石・こゝろ〉
おんしゃ‐ほう【恩赦法】
恩赦の種類・効力などについて定めている法律。昭和22年(1947)施行。
おん‐しゅ【隠首】
律令制で、戸籍・計帳に名を登録されていない者が、自分から申し出て登録されること。→括出(かっしゅつ)
おん‐じゅ【飲酒】
《「おんしゅ」とも》 1 酒を飲むこと。飲酒(いんしゅ)。 2 「飲酒戒(おんじゅかい)」の略。
おん‐しゅう【怨讐】
うらんでかたきとすること。えんしゅう。「天下大いに乱れて、父子兄弟—を結び」〈太平記・二七〉
おん‐しゅう【恩讐】
恩義と、うらみ。情けと、あだ。「—を越えて」
おんしゅう【温州】
中国浙江(せっこう)省南東部の港湾都市。甌江(おうこう)河口にあり、木材・茶・柑橘(かんきつ)類の集散地。ウエンチョウ。うんしゅう。