おんぞう‐えく【怨憎会苦】
仏語。八苦の一。うらみ憎む相手に会う苦しみ。
おん‐ぞうし【御曹司/御曹子】
《「曹司(そうし)」は部屋の意》 1 名門・名士の子弟。「社長の—」 2 公家(くげ)の、部屋住みの子息を敬っていう語。 3 平家の公達(きんだち)に対して、源氏の嫡流の子息。特に、源義経。
おんぞ‐がち【御衣勝ち】
[形動ナリ]「おおんぞがち」に同じ。
おん‐ぞろ‐か
[連語]《「恩候か」の意からか》もちろん。言うまでもなく。「さう申すは—なり」〈耳底記〉
おん‐ぞん【温存】
[名](スル)大切に保存すること。使わずにしまっておくこと。「主力を—する」
おんぞん‐りょうほう【温存療法】
がんなどにかかった器官を全摘出せずに、薬物や放射線で治療したり、切除をがん部分のみにとどめたりするなどして、機能の温存をはかる治療法。
おん‐たい【御大】
《「御大将」の略》仲間・団体の首領、一家や店の主人などを親しんで呼ぶ語。
おん‐たい【恩貸】
[名](スル)情けを施すこと。慈しみの心をもって与えること。「射的銃一挺を—せよ」〈竜渓・浮城物語〉
おん‐たい【温帯】
寒帯と熱帯の間の地帯。気候的には、温帯気候の緯度30〜50度の地帯をいうが、回帰線(23度27分)と極圏(66度33分)の間とする区分もある。
おん‐たい【温態】
内燃機関や外燃機関などが所定の温度よりも高温になっている状態。原子炉において原子炉冷却材の温度がセ氏100度または所定の温度を上回る状態。⇔冷態。