かえる‐ば【蛙葉】
オオバコの別名。
かえる‐また【蛙股/蟇股】
1 蛙がまたを広げたような形のもの。 2 (蟇股)社寺建築で、梁(はり)や桁(けた)の上に置かれる、輪郭が山形をした部材。構造上必要な支柱であったが、のちには装飾化した。厚い板状のままの板蟇股と...
かえる‐やま【帰山】
福井県中部、南越前町から敦賀市へ通じる峠一帯の呼び名。[歌枕]「—ありとは聞けど春霞立ち別れなば恋しかるべし」〈古今・離別〉
かえ‐ろ【換え櫓/換え艪】
へさきにつけておいて、船を急にこぎ戻そうとするときに用いる櫓。逆櫓(さかろ)。返様櫓(かえさまろ)。
か‐えん【火炎/火焔】
物が燃えるときの、光や熱を出している部分。ほのお。
か‐えん【花筵】
「はなむしろ」に同じ。
か‐えん【佳宴】
めでたい宴会。よい酒宴。
かえん‐ガソリン【加鉛ガソリン】
アンチノック剤として、テトラエチル鉛などの鉛化合物を加えたガソリン。大気汚染の原因となるため、日本では現在使われていない。有鉛ガソリン。⇔無鉛ガソリン
かえんがた‐どき【火焔型土器】
縄文時代中期の土器の一種。多くが深鉢。口縁部に付く鶏冠状の把手や鋸歯状の突起が、火炎のようにも見えることによる称。表面には縄文でなく、隆線(りゅうせん)文と沈線(ちんせん)文が施されている。信濃...
かえん‐ぐま【火焔隈】
歌舞伎の隈取りの一。白塗りの地に油紅で火炎のような形に隈取る。勇武・豪壮な役柄を示し、「義経千本桜」鳥居前の忠信などに用いる。