とき‐つ‐かぜ【時つ風】
[連語] 1 ほどよいころに吹く風。時節にかなった風。順風。「—おだやかに吹て万民太平を楽しみ」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 潮の満ちる時刻になると吹く風。「—吹くべくなりぬ香椎潟(かしひがた)潮干...
とおみ‐けみ【遠見検見】
江戸時代の検見の一。検見に多くの日数や費用がかかるような場合に、一部の検見や内見(ないみ)などにもとづいて年貢の額を決めること。とおけみ。
ときぎぬ‐の【解き衣の】
[枕]解き衣の乱れやすいことから、「思ひ乱る」「恋ひ乱る」にかかる。「—思ひ乱れて恋ふれども」〈万・二九六九〉
とお‐つ‐かみ【遠つ神】
[名]遠い昔、神であったころの先祖。「天降り来ましし伊支等(いきら)が—」〈出雲国風土記〉 [枕]「大君(おほきみ)」にかかる。「—我が大君の」〈万・五〉
ドクター‐ショッピング【doctor shopping】
かかる医者を次々に代えて診断を受けること。
遠(とお)くの火事(かじ)より背中(せなか)の灸(きゅう)
自分に関係のない大事よりも、小さなことでもわが身にふりかかることは痛切に感じられるというたとえ。
どく‐が【毒牙】
1 毒蛇などの、毒液を出す牙(きば)。 2 邪悪なたくらみ。あくどい手段。毒手(どくしゅ)。「悪徳業者の—にかかる」
年(とし)を跨(また)・ぐ
次の年にかかる。2年ごしになる。「—・いで交渉する」
どうして‐も
[副] 1 どう努力してみても。どんな径路をたどっても。「—納得できない」「駅までは—一時間はかかる」「—話題がそこにいく」 2 強い決意・願望を表す。どのようにしてでも。ぜひとも。絶対に。「—...
と‐ばしり【迸り】
1 飛び散る水。しぶき。「床に滴る—をよける用心にと」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 まきぞえ。とばっちり。「事故の—がかかる」