かくれ【隠れ】
1 名詞の上に付いて接頭語的に用い、外見からそうと判断できないものを表す。「—ファン」「—待機児童」 2 人に知られないでいること。「遂には—あるまじければ」〈平家・一〇〉 3 ほかから見えない...
かくれ‐あそび【隠れ遊び】
1 人に隠れて遊興すること。「おとといから廓(なか)へ引けこんで—をしているということを」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 「隠れん坊」に同じ。「昔せし—になりなばや片隅もとに寄り伏せりつつ」〈聞書集〉
かく‐れい【革令】
陰陽道(おんようどう)で、甲子(かっし)の年のこと。争乱が多いとして改元などが行われた。→三革
かく‐れい【格例】
1 しきたり。慣例。 2 規則。格式。
かく‐れい【閣令】
明治憲法下で、内閣総理大臣が発した内閣の命令。
かく‐れい【鶴唳】
鶴が鳴くこと。また、その声。「風声—」
かくれ‐いわ【隠れ岩】
水中に隠れていて、見えない岩。暗礁。
かくれ‐うお【隠れ魚】
タラ目カクレウオ科の海水魚。全長約15センチ、体は細長くて側扁し、尾端はとがる。うろこ・腹びれを欠き、肛門はのどの部分に開く。体色は淡灰色。フジナマコや大形のヒトデの腸内に隠れすむ習性がある。本...
かくれ‐おに【隠れ鬼】
「隠れん坊」に同じ。
かくれ‐が【隠れ家/隠れ処】
1 人目を避けて隠れている場所。また、隠れ住む家。 2 (隠れ処)表立たない所。陰にあって見えない所。かげ。「御方は—の御後見にて」〈源・若菜下〉