かく‐ろう【閣老】
江戸幕府の役職、老中の異称。
かくろ・う【隠ろふ】
《連語「かくらう」の音変化》 [動ハ四]隠れている。「昨日今日雲のたちまひ—・ふは花の林を憂しとなりけり」〈伊勢・六七〉 [動ハ下二] 1 に同じ。「いとどうち忍び—・へ給ひしほど」〈夜の...
かくろえ【隠ろへ】
《動詞「かくろう」(下二)の連用形から》 1 隠れるのに適したものかげ。「年ごろだに、何の頼もしげある木のもとの—も侍らざりき」〈源・総角〉 2 外からはわからない事柄。秘密。「内のこと思ひやら...
かくろえ‐ごと【隠ろへ事】
隠し事。秘密。「忍び給ひける—をさへ、語り伝へけむ、人のもの言ひさがなさよ」〈源・帚木〉
かく‐ろん【各論】
全体をいくつかの項目・部門に分け、その一つ一つについての意見・論議。「総論賛成、—反対」⇔総論。
かく‐ろん【確論】
1 根拠に基づく確かな議論。「退いて考うればいまだ—というべからず」〈逍遥・小説神髄〉 2 他人の意に反して争うこと。〈色葉字類抄〉
か‐くん【家君】
一家の長。また、自分の父。
か‐くん【家訓】
守るべきものとしてその家に伝わる戒めや教え。家憲。かきん。
か‐くん【寡君】
《徳の寡(すく)ない主君の意から》他国の人に対して自分の主君をへりくだっていう語。