な・ぐ【凪ぐ/和ぐ】
[動ガ五(四)] 1 (凪ぐ)風がやんで波が静かになる。風波がおさまる。「—・いだ海」 2 (和ぐ)気持ちが穏やかになる。なごむ。「心が—・ぐ」 [動ガ上二] 1 1に同じ。「海つ路の—・...
なぐさ・める【慰める】
[動マ下一][文]なぐさ・む[マ下二] 1 何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらせる。心を楽しませる。心をなごやかに静める。「失意の友を—・める」「音楽に—・められる」 2 労をねぎらう。い...
なぐさみ‐がき【慰み書(き)】
慰みとして書や絵画をかくこと。また、そのもの。
とろ・ける【蕩ける/盪ける】
[動カ下一][文]とろ・く[カ下二] 1 固まっていた物が溶けて軟らかくなる。また、液状になる。「バターが—・ける」 2 心のしまりがなくなる。「甘美な音楽に心が—・ける」 3 心が和らぐ。なご...
ドローイング【drawing】
1 製図。ドロー。 2 単色の線で簡単な図をかくこと。デッサン。 3 コンピューターで描画する際、向きや長さといった数値データで表されるベクトルグラフィックスで表現すること。このような描画をする...
とし【年/歳】
1 時の単位。1月1日で始まり、12月31日に終わる12か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を1周する時間、365.2422日を1年とする。陰暦では、月が地球を12周する時間を1年とする。 2 多...
とて‐も【迚も】
[副]《「とてもかくても」の略》 1 (あとに打消しの表現を伴って用いる)どのようにしても実現しない気持ちを表す。どうしても。とうてい。「—食べられない量」「—無理な相談」 2 程度のはなはだし...
との‐ごも・る【殿隠る】
[動ラ四] 1 《殯(もがり)の宮にこもる意から》「死ぬ」の尊敬語。おかくれになる。崩御する。「大殿を仕へ奉りて—・り隠りいませば」〈万・三三二六〉 2 《寝殿にこもる意から》「寝る」の尊敬語。...
とにも‐かくにも
[副] 1 それはさておき。いずれにしても。とにかく。「—ここまでこぎつけた」 2 何やかやと。あれこれと。「—そらごと多き世なり」〈徒然・七三〉 [補説]「兎にも角にも」とも当てて書く。
とば‐え【鳥羽絵】
《戯画に長じたと伝える平安後期の僧、鳥羽僧正覚猷(かくゆう)にちなんでいう》江戸時代、日常生活を軽妙なタッチで描いた墨書きの戯画。今日の漫画にあたり、大坂の松屋耳鳥斎らの手によって盛んになった...