さん【傘】
[常用漢字] [音]サン(呉)(漢) [訓]かさ からかさ 〈サン〉 1 かさ。「傘下/鉄傘・落下傘」 2 (略字「仐」の分析から)八十歳。「傘寿」 〈かさ(がさ)〉「雨傘・番傘・日傘」
かんぬ‐し【官奴司】
律令制で、宮内省に属し、官戸や官に属する奴婢(ぬひ)の名籍および口分田(くぶんでん)のことをつかさどった役所。みやつこのつかさ。やっこのつかさ。かんぬのつかさ。
うこんえ‐ふ【右近衛府】
令外(りょうげ)の官。左近衛府とともに、武器を持って宮中の警護、行幸の供奉(ぐぶ)などをつかさどった役所。大同2年(807)中衛府を改めて右近衛府とした。右近司(うこんのつかさ)。右近。みぎのつ...
たくみ‐りょう【内匠寮】
1 令外(りょうげ)の官。中務(なかつかさ)省に属し、宮中の器物・造営、殿舎の装飾をつかさどった役所。うちのたくみのつかさ。たくみづかさ。 2 宮内省の部局の一。庭園・土木・建築に関することを管掌。
し【司】
[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]つかさどる つかさ [学習漢字]4年 1 役目を受け持ちとりしきる。つかさどる。「司会・司書・司令」 2 役目を受け持つ人。「行司(ぎょうじ)・宮司(ぐうじ...
このえ‐ふ【近衛府】
律令制の官司の一。令外(りょうげ)の官。天平神護元年(765)授刀衛を近衛府と改称、さらに大同2年(807)近衛府を左近衛府、中衛府を右近衛府とした。兵仗(ひょうじょう)を帯びて宮中を警護し、朝...
なかつかさ‐しょう【中務省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。天皇に近侍し、詔勅の宣下や位記(いき)の発行、上表の受納など、宮中の政務をつかさどった。四等官のほかに侍従・内記・監物(けんもつ)・主鈴などの職員がい...
ないらい‐し【内礼司】
律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、宮中の礼儀や非違の検察をつかさどった役所。うちのいやのつかさ。
すう【嵩】
[人名用漢字] [音]スウ(慣) シュウ(漢) [訓]たかい かさ 〈スウ〉 1 山が高くそびえる。「嵩高(すうこう)」 2 中国の山の名。「嵩山」 〈かさ(がさ)〉「嵩高(かさだか)/年嵩...
じんぎ‐かん【神祇官】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀(さいし)をつかさどり、諸国の官社を総轄した。かみづかさ。 2 明治維新政府の官庁。慶応4年(1868)閏4月、太政官(だじょ...