う‐しん【有心】
1 思慮・分別の深いこと。「大人びて—に物し給ふ人にて」〈栄花・根合〉 2 中世の歌学における美的理念の一。心情と言葉とが統一され、華やかさの中に寂しさを漂わす妖艶(ようえん)な余情美。心あり。...
うす‐いろ【薄色】
1 染め色の名。薄紫色。 2 織り色の名。縦糸を紫、横糸を白で織ったもの。緯白(ぬきじろ)。 3 襲(かさね)の色目の名。表裏とも薄紫色、または表は薄紫色、裏は白。
う‐じゃく【烏鵲】
《「うしゃく」とも》カササギの別名。
うじゃく‐きょう【烏鵲橋】
⇒鵲(かささぎ)の橋1
うじ‐の‐かみ【氏の上】
古代における氏(うじ)の首長。大化の改新以後は朝廷によって任命され、宗家として氏人を統率して朝廷に仕え、氏神の祭祀(さいし)、叙位の推薦、処罰などをつかさどり、一定の政治上の地位を世襲した。平安...
うきょう‐しき【右京職】
左京職とともに京都の民政などをつかさどった役所。→京職
う・ぐ【穿ぐ】
[動ガ下二]《「うがつ」の自動詞形。上代は「うく」》 1 穴があく。くぼむ。また、出っぱったものが欠け落ちる。「磯打つ波に当たりて大きに—・げたる岩穴あり」〈太平記・一八〉 「瘡(かさ)ガ—・ゲ...
うけもち‐の‐かみ【保食神】
日本神話で、五穀をつかさどる神。食物の神。
う‐し【雨師】
雨をつかさどる神。「—道を清め、風伯塵を払ふ」〈太平記・一一〉
うま‐づかさ【馬司/馬寮】
1 「めりょう(馬寮)」に同じ。 2 「厩司(うまやのつかさ)」に同じ。