かぞ【父】
《古くは「かそ」》上代、父をさす語。⇔いろは。「その—母(いろは)の二はしらの神」〈神代紀・上〉
かぞ【楮】
コウゾの別名。
かぞ【加須】
埼玉県北東部の市。鯉幟(こいのぼり)や柔道着・剣道具を特産。不動尊を祭る総願寺がある。もと、加増と書いた。平成22年(2010)に騎西町・北川辺町・大利根町と合併。人口11.5万(2010)。
かぞ‐いろは【父母】
《古くは「かそいろは」》父と母。両親。かぞいろ。「—何(いか)に哀れと思ふらん、三年(みとせ)になりぬ足立たずして」〈太平記・二五〉
か‐ぞう【加増】
[名](スル)加わってふえること。また、加えふやすこと。特に、禄高や領地などについていう。「一万石を—する」
か‐ぞう【仮像】
鉱物が本来の結晶形を示さず、外形を変えずに、成分が置換して新しい鉱物になったもの。
か‐ぞう【架蔵】
[名](スル)書物などを棚に所蔵すること。
か‐ぞう【家蔵】
[名](スル)家のものとして所有していること。また、その物。「—の絵を出品する」
かぞ・う【数ふ】
[動ハ下二]「かぞえる」の文語形。
かぞう‐なます【和雑膾】
キス・サヨリ・カレイ・イカなどの切り身をまぜて、酒で割った酢や蓼酢(たです)で味つけしたなます。かんじょうなます。かんぞうなます。