こちん
[副] 1 かたい物が軽く触れ合ったときの音、また、そのさまを表す語。「—と何かが窓ガラスに当たった」 2 冷たく固まっているさま。また、かたく動きのないさま。「いつも必ず肚(はら)の底で—と小...
こちん‐こちん
[形動] 1 物が乾いたり凍ったりして、かたいさま。「—に凍る」 2 緊張して心に余裕がないさま。「面接試験で—になる」
こっきり
[副]かたい物が突き当たったり折れたりするときの音を表す語。また、そのさま。ぽっきり。「(飴ノ)青や赤の縞になったのを—噛み折って」〈中勘助・銀の匙〉 [接尾]数詞に付いて、物事がそれだけで...
け‐の‐あらもの【毛の麁物/毛の荒物】
毛がかたい、大きな獣。「火遠理命(ほをりのみこと)は山佐知毘古(やまさちびこ)として、—、毛の柔物(にこもの)を取り給ひき」〈記・上〉
けい‐こつ【脛骨】
下腿骨(かたいこつ)のうち、内側の太いほうの骨。向こうずねの骨。
ことん
[副]小さくてかたい物が当たったときなどの、あまり強くない音を表す語。「鉛筆が—と床に落ちる」
かじ・る【齧る】
[動ラ五(四)] 1 かたい物の端を歯でかむ、また、かみとる。「木の実を—・る」 2 物事のほんの一部分だけを学ぶ、また、知る。「ドイツ語を少し—・ったことがある」「聞き—・る」 [可能]かじれる
かく‐たい【革帯】
牛の革製の帯。男子の朝服用の革帯は黒漆塗りで、銙(か)とよぶ飾りを並べ連ねているので銙帯(かたい)ともいう。また、銙の材質により金帯(きんたい)・銀帯・玉帯(ぎょくたい)・石帯(せきたい)などと...
か・ける【欠ける/缺ける/闕ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 かたい物の一部分が壊れてとれる。「コップが—・ける」「歯が—・ける」 2 そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。「メンバーが一人...
か・く【欠く/闕く】
[動カ五(四)] 1 かたい物の一部分を壊す。損ずる。「茶碗のふちを—・く」「氷を—・く」 2 なくては困るもの、また必要とするものが備わっていない。あるべきものを持たない。「精彩を—・く表情...