かた・ぐ【傾ぐ】
[動ガ四]かたむく。かたよる。「杉の木末に月—・ぐなり/利牛」〈炭俵〉 [動ガ下二]「かた(傾)げる」の文語形。
かた・ぐ【担ぐ】
[動ガ下二]「かた(担)げる」の文語形。
かた‐くち【片口】
1 一方の人だけの言い分。「—では事の真相はわからない、と思い返して」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 一方にだけつぎ口のある長柄の銚子。 3 一方にだけつぎ口のある鉢。 4 馬の口取り縄を、左また...
かた‐ぐち【肩口】
《「かたくち」とも》肩先のこと。
かたくち‐いわし【片口鰯】
ニシン目カタクチイワシ科の海水魚。全長約15センチ。背部は暗青色、腹部は銀白色。沿岸の表層を回遊し、太平洋沿岸の各地で漁獲。ごまめ・煮干しの材料。ひしこいわし。しこ。せぐろいわし。《季 秋》
かた‐ぐるし【片苦し】
[形動ナリ]片思いでせつない気持ちになるさま。「榊葉(さかきば)の常磐堅磐(ときはかきは)に木綿四手(ゆふしで)や—なる目な見せそ神」〈かげろふ・上〉
かた‐ぐるま【肩車】
1 人を肩や首の辺りにまたがらせて担ぐこと。 2 柔道で、相手を肩にのせ、担いで自分の前方へ投げる技。