かみす【神栖】
茨城県南東端にある市。鹿島臨海工業地域での重化学工業のほか、ピーマンなどの栽培や漁業も盛ん。平成17年(2005)8月に神栖町が波崎町を編入し市制施行。人口9.5万(2010)。
かみ‐すき【紙漉き】
紙、特に和紙をすくこと。また、それを職業とする人。《季 冬》「—のはじまる山の重なれり/普羅」
かみ‐すき【髪梳き】
1 頭髪を櫛(くし)でとかすこと。くしけずること。また、それを職業とする人。 2 歌舞伎で、女が男の髪をすいてやって愛情や愁嘆を表す演出。女どうしや女一人で行う変形もある。
かみすき‐うた【紙漉き歌】
紙すきの作業のときに歌う民謡。
かみすき‐き【紙漉き機】
⇒抄紙機(しょうしき)
かみすき‐ぶね【紙漉き槽】
紙をすく原料を水に溶かして入れておく長方形の水槽。
かみ‐すぎ【神杉】
神域にある杉。神が降臨するという杉。かむすぎ。「あさみどり霞みにけりな石上(いそのかみ)ふる野に見えし三輪の—」〈続古今・春上〉
かみ‐すさ【紙寸莎】
和紙のくずなど、紙を原料としたすさ。塗り壁に用いる。
かみす‐し【神栖市】
⇒神栖
かみ‐すじ【髪筋】
1 髪をくしけずったあとの筋目。 2 髪の毛。毛髪。「女の—をよれる綱には大象もよくつながれ」〈徒然・九〉 3 きわめて少ないこと。「人により知恵は—ほどもなくて」〈仮・竹斎・上〉