りきん‐ぜい【釐金税】
中国で、1853年に清朝が実施した内国関税の一。その税率が100分の1、すなわち1釐であることからいう。太平天国鎮圧のための臨時的課税であったが、のち恒常的となり、1931年、関税自主権の回復と...
理(り)の当然(とうぜん)
理屈からいってあたりまえのこと。「努力しなかったのだから、こうなったのも—だ」
りゅうこつ‐しゃ【竜骨車】
《形が竜骨1に似るところからいう》揚水機の一種。長い樋(とい)の中にベルト状の軌道を設け、そこに取り付けた多数の板を循環させて水を高所に上げる装置。中国から伝わり、江戸前期、近畿地方の農村で広く...
りゅうつう‐しほん【流通資本】
資本の循環における貨幣資本と商品資本。これら二つの資本形態は流通過程にあるところからいわれる。→生産資本
りゅうび‐どう【竜尾道】
平安京大極殿の竜尾壇に上る東西2本の通路。たつのおのみち。
中国、唐の含元殿の前庭にあった石畳の歩道。竜の尾のごとく曲がりくねっていたことからいう。
りょう‐けん【料簡/了見/了簡】
[名](スル) 1 考え。思慮。分別。「悪い—を起こす」 2 考えをめぐらすこと。「好く—して前後を考えて見たら」〈紅葉・金色夜叉〉 3 こらえること。堪忍。「熊胆が出るや否や帰って仕舞ったと云...
りんき‐こう【悋気講】
江戸時代、庶民の女房たちが集まってひらく無尽講。集まると夫の浮気話などを言い合い、うさをはらしたところからいう。
りんじ‐きゃく【臨時客】
1 不意に来た客。 2 《大饗(だいきょう)のように公式の行事ではないところからいう》平安時代、年頭に摂政・関白・大臣家で大臣以下の貴族を招いて催した宴会。臨時の客。
ルビ【ruby】
振り仮名用の活字。また、振り仮名。英国でルビーとよばれた5.5ポイントの欧文活字の大きさが、和文で5号活字の振り仮名として用いた7号活字とほぼ等しかったところからいう。「—を振る」 [補説]ルビ...
れい‐よう【羚羊】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類のうち、ウシ亜科・ヤギ亜科を除いたものの総称。一般に、乾燥した草原にすみ、脚は細長くて走るのが速い。角の形状はさまざまで、雄だけ、または雌雄ともにある。アフリカか...