とどめ‐どり【禁め鳥】
ウグイスの別名。村上天皇が民家の梅の木を宮中に移すのを断念した鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事からいう。
とうげ【峠】
《「たむ(手向)け」の音変化。頂上で通行者が道祖神に手向けをしたことからいう》 1 山道をのぼりつめて、下りにかかる所。山の上り下りの境目。「—道」 2 物事の勢いの最も盛んな時。絶頂。「病気は...
とう‐がく【東岳】
中国の五岳の一、泰山の異称。
比叡山の異称。京都の東にあるところからいう。
とうざ‐かりこし【当座借越】
当座貸越を借り主の側からいう語。
とうし‐しじょう【投資市場】
資本市場を投資家の側からいう語。
とっこ‐かまくび【独鈷鎌首】
論争好きの歌人。六百番歌合の時、顕昭(けんしょう)が独鈷を手に持ち、寂蓮(じゃくれん)が鎌首のように首をもたげて論争したのを、女房たちが「例の独鈷鎌首」とはやしたところからいう。
とふん‐しょう【吐糞症】
腸閉塞(ちょうへいそく)のこと。消化された腸の内容物を嘔吐(おうと)すると糞臭がするところからいう。
ナポリ‐おうこく【ナポリ王国】
13世紀からイタリア半島南部にあった王国。1435年シチリア王国と合体。1713年以来オーストリア・スペイン・フランスの支配下におかれた。1815年再びシチリア王国と合体し、1860年ガリバルデ...
なか‐あい【中間】
1 なかほど。あいだ。ちゅうかん。「愛宕と比叡の山との—にもあれ」〈堤・由無し事〉 2 間柄。なからい。「日頃懇意な—ゆゑ」〈伎・有松染相撲浴衣〉
なおなお‐がき【尚尚書(き)】
手紙で、本文のあとに書き添える文。「尚々」の語で書き始めるところからいう。追而(おって)書き。二伸。追伸。