お【緒】
1 繊維をよった細長い線状のものの総称。糸やひもなど。「堪忍袋の—が切れる」 2 履物につけて足にかけるひも。鼻緒。「下駄(げた)に—をすげる」 3 楽器や弓に張る糸。弦(げん)。「琴の—」 4...
おしま‐はんとう【渡島半島】
北海道南西部の半島。南部はさらに東の亀田半島と西の松前半島に分かれる。道内で最も早く開発され、江戸時代からニシンの漁場として栄え、北斗市は道内の稲作の発祥地。
お‐たく【御宅】
[名] 1 相手または第三者を敬って、その家・住居をいう語。「先生の—にうかがう」 2 相手または第三者の家庭を敬っていう語。「—は人数が多いからにぎやかでしょうね」 3 相手の夫を敬っていう...
おも‐かく・す【面隠す】
[動サ四]《「おもがくす」とも》 1 恥ずかしさに顔を隠す。「相見ては—・さるるものからに継ぎて見まくの欲しき君かも」〈万・二五五四〉 2 醜いもの、汚いものの表面を覆い隠す。「あやしき賤(しづ...
かいま‐み・ゆ【垣間見ゆ】
[動ヤ下二]《「かきまみゆ」の音変化》物のすきまから見える。「その夕暮れの折からに、—・えにし面影を」〈松の葉・二〉
カラカラ‐よくじょう【カラカラ浴場】
《Terme di Caracalla》イタリアの首都ローマにある古代ローマ時代の大浴場の遺跡。チェリオの丘の南に位置する。ローマ皇帝カラカラにより3世紀前半に建造。浴場のほか、図書館、劇場、集...
から‐に
[連語]《準体助詞「から」+格助詞「に」》活用語の連体形に付く。上代では格助詞「の」「が」にも付く。 1 …だけの理由で。…だけで。「聞く—強そうな名前だ」「ただ一夜隔てし—あらたまの月か経ぬる...
かわ・く【渇く】
[動カ五(四)]《「乾く」と同語源》 1 のどがからからになって、水分が欲しくなる。「のどが—・く」 2 満たされぬ気持ちがいらだたしいほど高まる。心から強く欲しがる。「愛に—・く」
かん【旱】
[音]カン(呉)(漢) [訓]ひでり 雨が降らずからからに乾くこと。ひでり。「旱害・旱魃(かんばつ)/水旱・大旱」 [補説]「干」を代用字とすることがある。 [名のり]あつ・てる
きく‐にんぎょう【菊人形】
菊花で衣装部分をこしらえた人形。また、その見世物。主に歌舞伎の当たり狂言に題材をとる。《季 秋》「夜風たつ—のからにしき/蛇笏」