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かわ‐なか【川中】
川幅のまん中あたり。
かわなか‐じま【川中島】
長野市南部、千曲(ちくま)川と犀(さい)川との合流点にある三角州。水田などがある。古戦場として有名。→川中島の戦い
かわなかじま‐の‐たたかい【川中島の戦い】
戦国末期、甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信とが信濃に進出して川中島で数度にわたって争った戦い。中でも永禄4年(1561)9月の遭遇戦が有名。浄瑠璃・歌舞伎に脚色されている。
川中(かわなか)には立(た)てど人中(ひとなか)には立(た)たれず
《川の流れの中に立つことはできても、世間に押し流されずに生活していくことはむずかしいの意》世渡りのむずかしいことのたとえ。
かわ‐ながれ【川流れ】
1 川の水に流されること。 2 川でおぼれて死ぬこと。また、その人。「河童(かっぱ)の—」 3 計画や約束がとりやめになること。お流れ。「今の新内(しんない)で—だ」〈伎・青砥稿〉
かわな‐ぐさ【川菜草】
川に生える藻の古名。カワモズクをさす。古今集・物名の歌題にみえる。
かわなべ‐きょうさい【河鍋暁斎】
[1831〜1889]幕末・明治前期の日本画家。下総(しもうさ)の人。号、洞郁・狂斎など。狩野派と浮世絵を学び、両者を取り入れた鋭い写実と特異な画風に特色を示した。
かわ‐なみ【川波】
川に立つ波。
かわ‐なみ【川並み】
川の流れ。川の流れのたたずまい。「山なみのよろしき国と—の立ち合ふ郷(さと)と」〈万・一〇五〇〉
かわなり‐びき【川成引】
江戸時代、河川の洪水のために荒れた田畑の年貢を免除すること。