かん‐じゅ【干珠】
「潮干(しおひ)る珠(たま)」に同じ。→満珠(まんじゅ)「—を取り、海上に擲(な)げ給ひしかば、潮水遠く退いて」〈太平記・一〇〉
かん‐じゅ【甘受】
[名](スル)やむをえないものとしてあまんじて受け入れること。「苦言を—する」
かん‐じゅ【官需】
政府の需要。官公庁の需要。また、その物資。⇔民需。
かん‐じゅ【官儒】
朝廷・幕府に仕える儒者。
かん‐じゅ【巻数】
僧が願主の依頼で読誦(どくじゅ)した経文・陀羅尼(だらに)などの題目・巻数・度数などを記した文書または目録。木の枝などにつけて願主に送る。神道にもとりいれられ、祈祷師は中臣祓(なかとみのはらえ)...
かん‐じゅ【貫首/貫主】
《「かんしゅ」とも。貫籍の上首の意から》 1 天台座主(ざす)の異称。のちに、各宗総本山や諸大寺の住持にも用いられる。貫長。管主。 2 かしらに立つ人。「顔回は—の弟子にて」〈曽我・一一〉 3 ...
かん‐じゅ【感受】
[名](スル) 1 印象などを感じて心に受けとめること。「稲妻のように鋭く葉子はこの男の優越を—した」〈有島・或る女〉 2 外界の刺激を感覚器官によって受け入れること。「光を—する」
かん‐じゅ【漢儒】
1 中国、漢代の儒者。 2 中国の儒学者。また、日本の儒学者。「書遺(かきのこ)したものなどを見れば真実正銘(しょうみょう)の—で」〈福沢・福翁自伝〉