心(こころ)を洗(あら)・う
心のけがれを清める。すがすがしい気持ちにする。「高原の空気に—・う」
こころ‐ざむ・い【心寒い】
[形][文]こころざむ・し[ク]恐れや驚きのために、ぞっと身の縮む思いがするさま。「桃子を亡くした—・い草八の身に」〈井上友一郎・受胎〉
こころ‐にく・い【心憎い】
[形][文]こころにく・し[ク] 1 憎らしく思われるほど、言動などがすぐれているさま。「—・い演出」「—・いまで落ち着きはらう」 2 はっきりしないものに心がそそられるさま。特に、上品な深みを...
こころ‐なし【心做し】
(多く、副詞的に用いる。また、「こころなしか」の形でも用いる)心の中でそう思うこと。思いなし。気のせい。「—元気そうだ」「—か顔色がすぐれない」
こじり‐とがめ【鐺咎め】
1 武士がすれ違うときに、双方の刀の鐺が触れ合うのを、無礼だとしてとがめること。鐺当て。鞘当て。 2 ちょっとしたつまらないことでとがめだてすること。「見しりごしなる悪口、あるいは—、又は男だて...
こす・れる【擦れる】
[動ラ下一]物と物とがすれ合う。強くすれる。「かかとが—・れて痛む」
こほ‐め・く
[動カ四]ごとごと音がする。ごろごろ鳴る。また、ひしめく。「よろづをこぼち運び、—・きののしりて持て出で運び騒ぐを」〈栄花・浦々の別〉
ごはん‐やき【御判焼】
薩摩焼で、藩主島津義弘および家久がすぐれた作に自ら刻印を押したもの。御判手(ごはんて)。
このしろ【鰶/鮗】
ニシン目ニシン科の海水魚。全長約25センチ。体は紡錘形で側扁する。背側が青色で数列の黒点が並び、肩部に黒斑が一つある。背びれの後端が長く伸びている。本州中部以南の沿岸に産し、食用。約10センチの...
こ・びる
[動バ上一][文]こ・ぶ[バ上二] 1 古くなる。年を経る。古(ふる)びる。「百年二百年にては花も—・びぬものぞ」〈中華若木詩抄・上〉 2 才知がすぐれる。「少し—・びたる者にて、学力(がくりき...