がら【瓦落】
《がらがら崩れる意》取引相場が急にひどく落ちること。暴落。 [補説]「瓦落」は当て字。
がら‐あき【がら空き/がら明き】
[名・形動] 1 中がほとんど空なこと。がらがらにすいていること。また、そのさま。「—の電車」 2 防備が手薄になること。また、そのさま。「顔面が—になる」
がらがら‐せんべい【がらがら煎餅】
《振るとがらがらと音がするところから》ハマグリ形のせんべいの中に、大黒などの人形を入れた菓子。江戸時代に流行。
がら‐つ・く
[動カ五(四)]がらがら音がする。「朴歯(ほおば)の下駄を—・かせて」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
がら‐ぼう【がら紡】
《紡績の機械を回すときの、がらがらいう音から》落綿(らくめん)・糸くず・布くずなどをほぐしたものから太い糸を製造する紡績法。また、その織物。綿ネル・毛布・帯芯などの横糸に使う。明治初期に臥雲辰致...
がら‐ぽん
⇒がらがら2
がら‐めか・す
[動サ四]《「からめかす」とも》がらがらと鳴り響かせる。「六波羅まで、—・して落ちられけるは」〈古活字本平治・中〉
がら‐め・く
[動カ四]《「からめく」とも》がらがらと鳴り響く。「死人の骸骨(しゃれかうべ)どもが…おびただしう—・き合ひければ」〈平家・五〉
きゃく‐らい【客来】
客が訪ねてくること。「表の門ががらがらとあく、—かと思うとそうでない」〈漱石・吾輩は猫である〉
ぎせい‐ご【擬声語】
動物の音声や物体の音響を言語音によって表した語。「わんわん」「ざあざあ」「がらがら」の類。なお、広義には擬態語を含めていうことがある。擬音語。→擬態語