き‐かい【気海】
1 空気が地球を包んでいるようすを海にたとえていう語。大気のある範囲。 2 漢方で、へその下方1寸5分(大人で約3センチ)の所。任脈(にんみゃく)に属し、腎炎・糖尿病などの治療点。
き‐かい【奇怪】
[名・形動] 1 常識では考えられないほど怪しく不思議なこと。また、そのさま。きっかい。「—な事件が起こる」 2 常識に外れていて合点のゆかないこと。けしからぬこと。また、そのさま。きっかい。「...
き‐かい【規戒】
[名](スル)規範によっていましめること。また、その規範といましめ。「他人の過失を自由に—するに於てをや」〈中村訳・自由之理〉
き‐かい【棋界】
囲碁や将棋の世界。棋士の社会。
き‐かい【貴介/貴价】
高い身分。高い地位。また、その人。「無学の—子弟などは」〈鴎外・魚玄機〉
き‐かい【貴会】
相手の会を敬っていう語。多く、手紙・文書などで用いる。
き‐かい【毀壊】
[名](スル)こわしやぶること。また、こわれやぶれること。「況や又戦闘の利害に係わる時は是を—するを得るをや」〈西周訳・万国公法〉
き‐かい【機会】
事をするのに最も都合のよい時機。ちょうどよい折。チャンス。「抜け出す—をうかがう」「絶好の—を逃す」 [補説]書名別項。→機会
き‐かい【機械/器械】
1 動力を受けて、目的に応じた一定の運動・仕事をするもの。 2 実験・測定・運動競技などに使う装置・道具。 3 自分の意思を失ったように、指令どおりに動いたり、物事を繰り返したりすること。 [補...
きかい【機械】
横光利一の小説。昭和5年(1930)発表。心理主義的手法が高く評価された。