気(き)が咎(とが)・める
うしろめたい気持ちがする。やましさを感じる。「方便でもうそをつくのは—・める」
きがどうめい【飢餓同盟】
安部公房による長編小説。昭和29年(1954)発表。山あいの地方都市を舞台に、ある秘密結社による反乱の行方を描く。
気(き)がな・い
関心がない。気乗りがしない。「まるで—・い返事」
気(き)が長(なが)・い
のんびりとしている。ゆったりと構えてあせらない。「完成まで30年とは—・い」
気(き)が抜(ぬ)・ける
1 気持ちの張りがなくなる。「試験が終わって—・ける」 2 飲み物などの風味がなくなる。「—・けたビール」
き‐がね【木尺/木矩】
表具師が、模様のゆがみを調べるのに使う木の定規。
き‐がね【黄金】
黄金(こがね)のこと。近世、特に大判・小判をさす。「都の人に—八十枚に代(しろ)なしてより」〈浮・織留・二〉
き‐がね【気兼ね】
[名](スル)他人の思わくなどに気をつかうこと。遠慮。「隣り近所に—する」
気(き)が乗(の)・る
そのことをする意欲がわく。また、興味がわく。気乗りがする。「—・らない顔つき」
木(き)が入(はい)・る
演芸・演劇・相撲などで、開場・開幕・口上などの合図に拍子木が打たれる。