きっ‐こう【亀甲】
1 亀(かめ)の甲。 2 「亀甲形」の略。きこう。 3 紋所の名。亀の甲をかたどったもの。きこう。 4 「亀甲括弧(かっこ)」の略。
気骨(きぼね)が折(お)・れる
あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人の教育は何かと—・れる」 [補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
きっこう‐でん【乞巧奠】
陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓(はら)えの行事と結...
けい‐ちょう【慶弔】
結婚・出産などの喜ぶべきことと、死などの悲しむべきこと。お祝い事と不幸。
心(こころ)置(お)・く
1 執着する。あとまで心を残す。「いまはのきはまでいみじう—・き」〈夜の寝覚・四〉 2 打ち解けないで、心に隔てを置く。「つゆ—・かれ奉ることなく、塵ばかり隔てなくてならひたるに」〈源・蜻蛉〉 ...
けしゅう【怪しう/異しう】
[副]《形容詞「け(怪)し」の連用形「けしく」のウ音便形から》 1 程度のはなはだしいさま。非常に。「—つつましきことなれど」〈かげろふ・下〉 2 (あとに打消しの語を伴って用いる)たいして。そ...
ぶん【聞】
[音]ブン(漢) モン(呉) [訓]きく きこえる [学習漢字]2年 〈ブン〉 1 きく。きこえる。「聞知/寡聞・外聞・見聞・上聞・仄聞(そくぶん)・他聞・伝聞・内聞・博聞・百聞」 2 評判。...
アイエッチ‐ちょうりき【IH調理器】
《IHは、induction heating(誘導加熱)の略》調理器内部の渦巻きコイルから発生する磁力線によって、上に置いた鍋底に渦電流が生じ、電流が熱に変わる方式の調理器。高温が得られる、炎が...
わらい‐ごと【笑い事】
1 笑うべきこと。こっけいなこと。「ホームに置いてきぼりとは全くの—だ」 2 笑ってすませるような軽い事柄。「—では済まされない大問題だ」
心(こころ)尽(つ)・く
気力が尽きる。気ばかりもむ。「かやうに待ち聞えつつあらむも、心のみ尽きぬべきこと」〈源・葵〉