きし‐かいせい【起死回生】
滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること。「—の策を講じる」
き‐し‐かた【来し方】
[連語]《「き」は動詞「く(来)」の連用形、「し」は過去の助動詞「き」の連体形》 1 過ぎ去った時。過去。こしかた。「—を懐かしむ」「—を思ひ出づるもはかなきを行く末かけて何頼むらむ」〈源・総角...
きしかた‐ゆくすえ【来し方行く末】
[連語] 1 過去と未来。来し方行く先。「—を思う」 2 過ぎてきた方向・場所と、これから行く方向・場所。来し方行く先。「—も知らず、海にまぎれむとしき」〈竹取〉
きし‐かん【既視感】
1 一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられること。デジャビュ。 2 (1の誤用から)過去にどこかで見た覚えがあること。「—のあるデザイン」
きし‐がわ【貴志川】
和歌山県北部を流れる川。紀ノ川最大の支流。高野(こうや)山弁天岳(標高985メートル)に源を発して西流し、途中真国(まくに)川を合わせて海南市東部で向きを北東に変え、岩出(いわで)市南部で紀ノ川...
き‐しき【規式】
定まった作法・方式。きまり。
きし‐きし
[副]堅い物がこすれ合う音や木がきしむ音を表す語。「歩くと廊下が—(と)鳴る」
きし‐けん【起始腱】
骨などに付着する筋肉の一方の端の呼称。運動時に動きの少ない方、または心臓に近い方の腱(けん)をいう。→停止腱
きし‐しゅうどうかい【騎士修道会】
⇒宗教騎士団
木(き)静(しず)かならんと欲(ほっ)すれども風(かぜ)止(や)まず
《「韓詩外伝」九の「樹静かならんと欲して風止まず、子養わんと欲して親待たず」から》親の生きている間に孝行せよという戒め。また、物事が思いのままにならないことのたとえ。風樹の嘆(たん)。