き‐ちがい【気違い/気狂い】
1 精神状態が普通でなく、正常ではない言動をすること。気が狂うこと。 2 (多く他の語の下に付いて)ある一つのことに異常に熱中すること。また、その人。マニア。「野球—」
き‐ちがい【季違い】
その物事にふさわしい季節と違っていること。季節違い。
きちがい‐あめ【気違い雨】
晴れたかと思うと、また急に降ってくる雨。
きちがい‐ざた【気違い沙汰】
常識では考えられない振る舞い。
きちがい‐じ・みる【気違い染みる】
[動マ上一]言動などが常軌を逸していて、正気とは思えないほどである。「—・みた振る舞い」
きちがい‐なすび【気違い茄子】
チョウセンアサガオの俗称。薬用に用いられていたが、分量を誤ると狂躁(きょうそう)状態になることから、かつてはこう呼ばれた。
気違(きちが)いに刃物(はもの)
非常に危険であることのたとえ。
きちがい‐ばな【気違い花】
本来咲くはずのない時節に咲く花。狂い咲きの花。
きちがい‐びより【気違い日和】
晴雨の定まらない、きわめて不順な天気。
きちがいピエロ【気狂いピエロ】
《原題、(フランス)Pierrot le fou》フランス・イタリア合作映画。ゴダール監督によるヌーベルバーグの代表的作品。1965年公開。ピエロというあだ名の男が昔の愛人との無軌道な逃避行の末...