いっ・する【逸する】
[動サ変][文]いっ・す[サ変] 1 ㋐ある枠から外れる。それる。「常軌を—・した行為」 ㋑《「佚する」とも書く》なくなる。散逸する。「本文を—・した古文書」 ㋒心のままに過ごす。気ままに楽しむ...
いちじ‐でんち【一次電池】
乾電池など、一度放電してしまうと電池内の物質が変化してしまい、再び使用できない電池。→二次電池
いちじ‐ふせつ【一字不説】
仏語。仏の悟りの内容は言葉では説明できないということ。
いちりゅう‐まんばい【一粒万倍】
《「報恩経」四から。一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意》 1 わずかなものが非常に大きく成長することのたとえ。また、少しでも粗末にできないという気持ちをも表す。「—の成功」〈魯文・安...
一寸(いっすん)先(さき)は闇(やみ)
ほんの少し先のことも全く予知できないことのたとえ。
いた‐ばさみ【板挟み】
《板と板との間に挟まれて身動きできない意から》対立する二者の間に立ってどちらに付くこともできず、苦しむこと。「義理と人情との—」
今(いま)汝(なんじ)は画(かぎ)れり
《「論語」雍也(ようや)から》行う前から自分の力に見切りをつけている。冉求(ぜんきゅう)(子有)が、自分は力が足りないので孔子の教えを実践できないと述べたとき、孔子がそんなことではいけないと諭し...
いね‐がてに【寝ねがてに】
[連語]寝ることができないで。→がてに「秋萩の下葉色づく今よりやひとりある人の—する」〈古今・秋上〉
いのち‐の‐でんわ【いのちの電話】
深刻な悩みをもちながら、だれにも相談できないでいる人に、電話による対話で援助を行う相談機関。昭和46年(1971)開設。 [補説]電話番号は0570-783-556(毎日午前10時〜午後10時)...
いな・む【否む/辞む】
[動マ五(四)]《「いなぶ」の音変化》 1 断る。嫌がる。辞退する。「申し出をむげに—・むわけにもいかない」 2 否定する。「—・むことのできない事実」 [補説]古くは上二段活用かと思われるが、...