あし‐とり【足取り】
1 《「あしどり」とも》相撲のきまり手の一。相手の足を両手で抱え上げ、引き倒すか土俵の外へ出す技。一寸反(いっすんぞ)り。 2 レスリングで、相手の足を取ってマットに倒す技。
あし‐びょうし【足拍子】
足を踏んでとる拍子。能楽・舞踊・文楽などでは、足の裏全体で床を強く踏んで音を立てる。リズム感や型のきまりの効果を強調するもの。
後(あと)を引(ひ)・く
1 余波がいつまでも続いて、きまりがつかない。尾を引く。「三年前の事故が—・く」 2 いつまでも欲しい感じが残る。「ピーナッツは食べだすと—・く」
あびせ‐たおし【浴びせ倒し】
相撲のきまり手の一。自分のからだを相手に預けて押しつぶすようにして倒す技。
あみ‐うち【網打ち】
1 投網(とあみ)で魚をとること。また、その人。 2 相撲のきまり手の一。相手の差し手を両手でとり、投網を打つように投げる技。
い‐ぞり【居反り】
相撲のきまり手の一。しゃがんで腰を落とし、のしかかる相手の膝(ひざ)を抱え、押し上げて反り返り、後ろに落とす技。
ういうい‐し・い【初初しい】
[形][文]うひうひ・し[シク] 1 物慣れないで幼い感じがする。世間慣れしていないで、若々しく新鮮にみえる。「—・い新入生」「—・い新妻」 2 はじめてなので、気持ちが落ち着かない。きまりが悪...
うち‐がけ【内掛(け)】
相撲のきまり手の一。四つに組んで一方の足を相手の足の内側に掛けて後ろへ倒す技。→外掛け
うち‐むそう【内無双】
相撲のきまり手の一。四つに組み、差し手をかかえた上手を伸ばし、手の甲で相手のももを内側から払い上げ、反対側からひねり倒す技。
うっちゃり【打っ遣り/打っ棄り】
1 相撲のきまり手の一。相手が寄ってくるのを土俵際でこらえ、からだをひねって相手を逆に土俵の外へ出す技。 2 土壇場で形勢を逆転させること。「—を食う」