きり‐すか・す【切(り)透かす】
[動サ五(四)]切って間がすくようにする。「障子の上の部分を少しずつ—・した」〈藤村・家〉
きり‐すて【切(り)捨て/斬(り)捨て】
1 切り取って捨てること。 2 不要なものとしてかえりみないこと。「福祉の—」 3 計算で、求める位未満の端数を捨てること。⇔切り上げ。 4 人を切ってそのまま放っておくこと。
きりすて‐かんばつ【切(り)捨て間伐】
伐採した木や枝を、林内にそのまま置いておく間伐。→搬出間伐
きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免】
江戸時代、武士に与えられていた特権の一。町人・百姓などが無礼な行為に及んだ場合、殺しても処罰されなかったこと。転じて、弱者に対し、特権を用いて横暴なふるまいをすること。
きり‐す・てる【切(り)捨てる/斬(り)捨てる】
[動タ下一][文]きりす・つ[タ下二] 1 切り取ってその部分を捨てる。「枝を—・てる」 2 無益なもの、不要なものとして捨て去る。「弱者を—・てる」「過去を—・てる」 3 計算で、求める位未満...
キリスト‐きょう【キリスト教】
仏教・イスラム教と並ぶ世界三大宗教の一。イエスをキリストすなわち救世主と信じる宗教。神の国の福音を説き、人類の罪を救済するために自ら十字架につき、復活したイエス=キリストを信仰の中心とする。ユダ...
キリスト‐きょうかい【キリスト教会】
キリスト教を信仰する人々の組織。また、その礼拝や儀式を行うための建造物。教会。
キリストきょうこうよう【キリスト教綱要】
《原題、(ラテン)Institutio Christianae Religionis》キリスト教神学の最初の組織的神学書。カルバンの主著。1559年決定版刊行。キリスト教の教理を解説し、宗教改革...
キリストきょう‐しゃかいしゅぎ【キリスト教社会主義】
キリスト教の思想と信仰とを基礎とする社会主義。19世紀中ごろから、イギリス・ドイツなどで提唱され、各国に広まった。説教による労働者の啓蒙や職場での協同を通じて、労働者の解放と社会の改良とを求めた。
キリストきょう‐しゃかいどうめい【キリスト教社会同盟】
《(ドイツ)Christlich-Soziale Union》ドイツ、バイエルン州の保守政党。キリスト教民主同盟(CDU)と姉妹関係にあり、連邦議会では統一会派を組む。同州にはCDUの組織はない...