きん‐もう【訓蒙】
⇒くんもう(訓蒙)
きんもうずい【訓蒙図彙】
江戸時代の図解事典。20巻。中村惕斎(なかむらてきさい)著。寛文6年(1666)成立。天文・地理・動植物などについての精確な図に和名・漢名・注記を付した啓蒙書。
きん‐もくせい【金木犀】
モクセイ科の常緑低木。よく分枝し、葉は狭長楕円形。雌雄異株。秋、強い芳香のある赤黄色の小花を密集してつける。中国の原産。古くから庭木とされる。《季 秋》
きん‐もじ【金文字】
金泥・金粉・金箔(きんぱく)などで書いた金色の文字。金字。
きん‐もつ【禁物】
1 してはならない物事。また、しないほうがよい物事。「病気に酒は—だ」「油断は—」 2 好ましくないもの。嫌いなもの。「百姓は春のじとじと降り続く雨が—だと書いてあるよ」〈宇野浩二・苦の世界〉
きん‐もん【金紋】
金箔(きんぱく)・金漆で描いた家紋。江戸時代、大名が家格により挟み箱のふたに描くのを許された。
きん‐もん【禁門】
1 禁裏の門。転じて、皇居。禁中。 2 警戒が厳重で容易に出入りのできない門。
きんもん‐かいきょう【金門海峡】
《Golden Gate》米国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾と太平洋とを結ぶ海峡。幅1.6〜3.2キロ。長さ8キロ。金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)が架かる。ゴールデンゲート。
きんもん‐きょう【金門橋】
《Golden Gate Bridge》米国カリフォルニア州、サンフランシスコ湾口の金門海峡に架設された吊橋。ジョセフ=シュトラウスが設計、4年以上の難工事を経て、1937年に完成。ゴールデンゲ...
きんもんごさんのきり【金門五山桐】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。初世並木五瓶(なみきごへい)作。安永7年(1778)大坂角(かど)の芝居初演。盗賊石川五右衛門の話を脚色したもので、南禅寺山門の場がよく上演される。楼門(さんもん)五三桐。