き【几】
1 机。「司馬遷は—に凭(よ)ったまま」〈中島敦・李陵〉 2 脇息(きょうそく)。
き【几】
[音]キ(呉)(漢) [訓]つくえ おしまずき 物を載せたり、ひじや腰を掛けたりする足つきの台。「几案・几帳/床几(しょうぎ)・浄几」
き【匹/疋】
[接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。「ゆきやらで雪の尾花と見つるかなひと—ふた—の駒にまかせて」〈夫木・一八〉 2 反物の布帛(ふはく)を数えるのに用いる。「幾—ともえ...
き【卉】
[音]キ(漢) くさ。草の総称。「卉木(きぼく)/花卉」
き【危】
1 あやういこと。あぶないこと。「—を踏み険を冒すの事業にして」〈田口・日本開化小史〉 2 「危険物」の略号。 3 二十八宿の一。北方の第五宿。水瓶(みずがめ)座のα(アルファ)星など三星をさす...
き【危】
[音]キ(慣) [訓]あぶない あやうい あやぶむ [学習漢字]6年 1 あぶない。あやうい。「危機・危急・危険・危地・危篤・危難/安危」 2 あやぶむ。「危惧(きぐ)」 3 害する。そこなう。...
き【喜】
[音]キ(呉)(漢) [訓]よろこぶ [学習漢字]5年 1 よろこぶ。よろこび。「喜悦・喜色・喜怒哀楽/歓喜・狂喜・驚喜・欣喜(きんき)・随喜・悲喜・一喜一憂」 2 よろこばしい。めでたい。「喜...
き【器】
[音]キ(呉)(漢) [訓]うつわ [学習漢字]4年 1 入れ物。また、一定の形に作られた道具。「楽器・機器・凶器・銀器・磁器・漆器・什器(じゅうき)・食器・土器・陶器・鈍器・武器・名器・容器・...
き【城/柵】
敵などを防ぐために垣をめぐらした所。とりで。しろ。「筑紫の国は敵(あた)守るおさへの—そと」〈万・四三三一〉
き【基】
[名]化学反応の際、一つの原子のように、ある化合物から他の化合物に移動することのできる原子団。原子団の名称に付して用いる。水酸基・メチル基・燐酸(りんさん)基など。基のうちイオンになりやすいも...