ぎょく‐ちょう【玉帳】
1 玉で飾ったとばり。また、美しいとばり。 2 将軍の幕営。 3 芸者・娼妓(しょうぎ)の玉代(ぎょくだい)を記入する帳簿。
ぎょく‐ちょう【玉牒】
1 皇帝の系譜。 2 仏教の経典のこと。
ぎょくてき‐せき【玉滴石】
オパール(蛋白石)の一種。強い輝きをもつ無色透明の含水石英で、球状やぶどう状をなして産出。
ぎょく‐でん【玉殿】
玉で飾った宮殿。美しい宮殿。
ぎょく‐と【玉斗】
1 玉で作った酒びしゃく。 2 北斗七星の異称。
ぎょく‐と【玉兎】
《月の中に兎(うさぎ)がすむという伝説から》月の異称。「金烏(きんう)—」《季 秋》
ぎょくと‐ごう【玉兎号】
2013年12月、中国の月探査機嫦娥3号とともに打ち上げられた月面探査車。六つの車輪を備え、時速200メートルで移動可能。約3か月間にわたって、写真撮影やロボットアームによる地質探査を行った。
ぎょく‐どう【玉堂】
1 玉で飾った殿堂。美しい宮殿。 2 他人を敬って、その家をいう語。 3 中国、漢代の宮殿の名で、学者が出仕した所。のちの翰林院(かんりんいん)の異称。
ぎょくどう‐ふうき【玉堂富貴】
文人画の画題の一。牡丹(ぼたん)の花を主として、蘭と海棠(かいどう)とを添える。
ぎょく‐はい【玉佩】
礼服(らいふく)の付属具の一。上代から近世にかけて、即位・大嘗会(だいじょうえ)・朝賀の儀式に、天皇はじめ三位以上の臣下が腰に帯びた装身具。5色の玉を貫いた5本の組糸を金銅の花形の金具につないで...