つぼ‐ぎり【壺錐】
刃が半円形の錐。木材に円い穴をあけるのに用いる。通し錐。円錐(まるぎり)。
蜥蜴(とかげ)の尻尾切(しっぽぎ)り
トカゲが尾を切り捨てて逃げるように、不祥事などが露見したとき、下位の者に責任をかぶせて、上の者が追及から逃れること。
ま‐ぎり【間切り】
1 区切ること。区切り。 2 もと、琉球の行政区画。数村からなり、琉球処分以後も存続したが、明治40年(1907)廃止。
あま‐ぎり【雨霧】
小雨のような霧。また、霧のように細かい小雨。
こま‐ぎり【細切り/小間切り】
細かく切ること。また、その切ったもの。「—の肉」
しま‐ぎり【縞桐】
木目が糸のように細かい桐材。糸柾(いとまさ)の桐材。
やま‐ぎり【山桐】
1 アブラギリの別名。 2 ハリギリの別名。
やま‐ぎり【山霧】
山に発生する霧。山の斜面を空気が上昇するときにできる。《季 秋》「—のさっさと抜ける座敷かな/一茶」
くるま‐ぎり【車切り】
胴などを刀で横に切り払うこと。輪切り。「胴切り縦わり—、なぎ立てなぎ立て」〈浄・嫗山姥〉
みぎり【右】
《「ひだり」に合わせて「みぎ」に「り」を添えた語か》「みぎ」に同じ。「夫人の—の脇より身の中に入り給ひぬ」〈今昔・一・一〉