口裏(くちうら)を合(あ)わ・せる
あらかじめ相談して話の内容が食い違わないようにする。
口裏(くちうら)を引(ひ)・く
本心を言わせるように誘いをかける。それとなく本心を探る。
くち‐うるさ・い【口煩い】
[形][文]くちうるさ・し[ク]細かいことまでいちいち小言や文句をいうさま。口やかましい。「—・く注意する」
くち‐え【口絵】
書物・雑誌の巻頭、または本文の前に掲載される絵や写真。「カラー—」「引出し—」
くち‐えい【口永】
江戸時代、金納の貢租に付加された税。本租100文に対して3文を定率とし、銀で納めるものを口銀(くちぎん)、銭で納めるものを口銭(くちせん)といった。→口米(くちまい)
くち‐おおい【口覆い】
1 茶道で、茶壺の口を覆い飾る布。 2 手・袖・扇などで口を覆い隠すこと。また、そのためのもの。「いたう恥ぢらひて、—し給へるさへ」〈源・末摘花〉
くち‐おき【口置き】
婦人の装束や経箱・硯(すずり)箱などの縁に金・銀などの縁飾りをすること。置き口。「筋遣(すぢや)り、—、袴の剛(こは)きにかねして」〈栄花・根合〉
くち‐おし・い【口惜しい】
[形][文]くちを・し[シク] 1 思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思うさま。また、いまいましく思うさま。くやしい。「こんな結果になるなんて—・いことだ」 2 対象が期待外...
くち‐おも【口重】
[名・形動] 1 ゆっくりと話すこと。また、そのさま。「—に真相を語る」⇔口軽(くちがる)。 2 軽々しくものを言わないこと。また、そのさま。⇔口軽(くちがる)。
くち‐おも・い【口重い】
[形][文]くちおも・し[ク] 1 ゆっくりと話すさま。 2 軽々しくものを言わないさま。「—・く沈黙する」