口(くち)が回(まわ)・る
よどみなくしゃべる。すらすらと話す。「—・る彼には、いつも言い負かされる」
くち‐がる【口軽】
[名・形動] 1 口数が多く、無用のことまで軽々しくしゃべること。秘密などをすぐ人にもらすこと。また、そのさま。「—で信用できない」⇔口重(くちおも)。 2 すらすらとものを言うこと。また、その...
くち‐がる・い【口軽い】
[形][文]くちがる・し[ク] 1 秘密などをすぐ人にもらすさま。「—・い性格」 2 すらすらとよくしゃべるさま。口調が軽快であるさま。「お万が客は—・く」〈鴎外・そめちがへ〉
くち‐がろ・し【口軽し】
[形ク]「口軽い1」に同じ。「大かた—・き者になりぬれば」〈十訓抄・四〉
口(くち)が悪(わる)・い
人や物事をずけずけとけなすような話し方をするさま。「根はいい人だが—・い」
くち‐き【口木】
「枚(ばい)」に同じ。「—を銜(くく)むて城(き)を穿ちて」〈天武紀〉
くち‐き【朽(ち)木】
1 朽ちた木。腐った木。 2 不遇のままむなしく一生を終える人の境遇のたとえ。
くちき‐がた【朽(ち)木形】
木が腐食して、木目が残ったり浮き上がったりしているように見える文様。ふつう、白地に蘇芳(すおう)で染めつけ、几帳や壁代(かべしろ)などに用いる。朽ち木文様。
くち‐きき【口利き】
1 間に立って紹介や世話をすること。また、その人。「友人の—で就職先が決まる」 2 交渉や談判などのうまい人。紛争の仲裁などに幅を利かせている人。「近所第一の—にて」〈露伴・いさなとり〉 3 弁...
くちき‐ざ【朽(ち)木座】
仏像の台座の一。朽ちた木の根を用いて、岩の形に作ったもの。