くり‐たけ【栗茸】
モエギタケ科のキノコ。秋、クリ・ナラなどの枯れ木に群生。高さ5〜10センチ、傘は褐色。食用。きじたけ。あかんぼう。《季 秋》
くり‐だし【繰(り)出し】
1 繰り出すこと。また、繰り出す仕組みに作ってあるもの。「—の釣り竿(ざお)」 2 遊女が娼家(しょうか)から揚屋まで道中すること。「衣装は当風三つ重ね、道中は—の浮き歩み」〈浄・吉野忠信〉
くりだし‐あゆみ【繰り出し歩み】
遊女が繰り出しのときに歩く歩き方。腰を据えて、足で八の字を描いて静かに歩くこと。「島原風の八文字、—ゆたかにて」〈伎・壬生大念仏〉
くりだし‐きん【繰出金】
一般会計と特別会計、または特別会計間で支出される経費。地方公共団体の一般会計から、介護保険事業会計・国民健康保険事業会計・地方公営企業会計などに対して繰り出される負担金など。⇔繰入金。
くり‐だ・す【繰(り)出す】
[動サ五(四)] 1 細長い物を順々に引き出す。「糸を—・す」 2 次々に送り出す。「新手を—・す」 3 手もとから勢いよく突き出す。「槍を—・す」 4 大ぜいがそろって勢いよく出かける。「みこ...