くわ‐びら【鍬平】
1 鍬の柄を除いた鉄の部分。 2 足のくるぶしから先の部分。「お草臥(くたばり)であるべいに、お—出しめされい」〈仮・東海道名所記・四〉 3 「鍬平足(あし)」の略。「あづま育ちの女の足の—が直...
くわびら‐あし【鍬平足】
《鍬の先の鉄の部分に似ているところから》扁平で大きな足のこと。くわびら。
くわ‐まゆ【桑繭】
クワゴの別名。また、その繭。
クワメエンクルマ‐びょう【クワメエンクルマ廟】
《Kwame Nkrumah Mausoleum》ガーナの首都アクラにある霊廟。ガーナの独立運動の指導者で初代大統領に就いたクワメ=エンクルマの墓がある。ギニア湾を望むエンクルマ記念公園内に位置する。
くわ‐もどき【桑擬】
オオブタクサの別名。
くわ‐や
[感]《感動詞「くは」+感動の終助詞「や」から》 1 驚いたときなどに発する語。あらまあ。「明星は—ここなりや」〈神楽・明星〉 2 相手に呼び掛けたり、注意したりするときなどに発する語。さあ。こ...
くわ‐やき【鍬焼(き)】
鴨肉などをたれにつけて鉄板で焼くこと。昔、野良仕事の合間に、捕った野鳥を鍬の上で焼いて食べたことによるという。
くわやま【桑山】
江戸時代、大坂天王寺町珊瑚寺(さんごじ)相伝の、子供の万病に効くとされた薬。豊臣の家臣桑山修理大夫(しゅりだいぶ)が朝鮮出兵の際に持ち帰ったものという。桑山小粒薬。桑山の小粒。
くわ・ゆ【加ゆ】
[動ヤ下二]《「くわ(加)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「くわゆる」となる例が多い》「加える」に同じ。「かやうのおとなげなき小節に、詞も—・ゆる能登の守にあらねども」〈浄・女護...
くわ‐ゆみ【桑弓】
桑の木で作った弓。昔、男児出産のとき、この弓に蓬(よもぎ)の茎ではいだ矢をつがえて四方に射て将来の立身出世を祝った。古代中国の風俗による。くわのゆみ。