くち‐まね【口真似】
[名](スル)他人のものの言い方や声音(こわね)をまねること。 [補説]狂言の曲名別項。→口真似
くちまね【口真似】
狂言。酒の客をあしらうため、自分のまねをするように主人に言われた太郎冠者が、必要以上に主人のまねをする。
くち‐まめ【口忠実】
[名・形動]口数の多いこと。また、そういう人やそのさま。「—によくしゃべる」
くち‐め【口女】
ボラの古名。「—、口の疾有りといふ」〈神代紀・下〉
くち‐め【朽ち目】
1 板などの腐った部分。「ふり過ぐる板屋の軒の—にぞしばし霰(あられ)の玉はのこれる」〈六帖詠草・冬〉 2 和琴(わごん)の名器の名。「和琴なども、—、塩竈(しほがま)、二貫(ふたぬき)などぞき...
くち‐もち【口持ち】
ものの言い方。口ぶり。「—、けしき、ことごとしくなりぬる人は」〈紫式部日記〉
くち‐もと【口元/口許】
[名] 1 口のあたり。口。「—がほころぶ」 2 口のあたりのようす。口つき。「母親似の—」 3 出入り口。はいり口。転じて、物事の初め。初歩。「木のほらの—らしく」〈浜田・むく鳥のゆめ〉
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口(くち)も八丁(はっちょう)手(て)も八丁(はっちょう)
「口八丁手八丁」に同じ。
くち‐もみ【口籾】
中世、年貢米の減損を補うため、あらかじめ多少の米やもみを、本租のほかに付け加えて納めさせたもの。また、その米やもみ。
クチャ【Kucha】
中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の都市。天山南道の要衝に位置し、漢代にはオアシス都市国家として栄え、亀玆(きじ)の名で知られていた。仏教文化が栄え、多数の遺跡がある。 [補説]「庫車」とも書く。