ちっ‐かん【竹竿】
1 竹ざお。 2 竹の幹。「斜日—のもとに透けり」〈謡・老松〉
ちょう‐もつ【寵物】
気に入り、かわいがっているもの。特に、気に入りの妾(めかけ)。「知足院殿に、小物御前と申す御—ありけり」〈元禄版著聞集・一五〉
ちょう‐ろう【嘲弄】
[名](スル)あざけり、からかうこと。「他人の失敗を—する」「—を受ける」
ちょう‐ば【嘲罵】
[名](スル)あざけりののしること。「—を浴びせられる」「口汚く—する」
ちょう‐じゃ【長者】
1 《「ちょうしゃ」とも》年上の人。また、目上の人。年長者。 2 《「ちょうしゃ」とも》徳のすぐれている人。また、穏やかな人。「そこは温厚の—だから、別段激した様子もなく」〈漱石・吾輩は猫である...
ちょう‐しょう【嘲笑】
[名](スル)あざけり笑うこと。あざわらうこと。「他人の失敗を—する」
ち‐どり【千鳥/鵆】
1 チドリ目チドリ科の鳥の総称。約60種が南極を除く世界中に分布。くちばしは短く、足の指はふつう3本。海岸や河原で、少し歩いては地をつついてえさをとる。イルカチドリ・シロチドリ・ケリ・コチドリな...
ち‐ご【稚児/児】
《「乳子(ちご)」の意》 1 ちのみご。赤ん坊。「—を背に負った親子三人連(づれ)の」〈花袋・田舎教師〉 2 幼い子。幼児。「其の時某(それがし)は尚(なお)八歳の—にして」〈竜渓・経国美談〉 ...
たぬき【狸/貍】
1 イヌ科の哺乳類。頭胴長50〜68センチ。体はずんぐりしていて、尾が太く、脚が短く、耳は丸くて小さい。毛は厚く、密生した下毛と荒く長い差し毛とがある。木の根元のうろや岩穴、アナグマの放棄した巣...
たまがき‐の‐うちつくに【玉垣の内つ国】
日本国の美称。「玉垣の内つ御国の朝霞光へだてぬ春は来にけり」〈夫木・一〉