ひっ‐か・ける【引っ掛ける/引っ懸ける】
[動カ下一][文]ひっか・く[カ下二] 1 ものにかけてぶら下げる。「上着を椅子に—・ける」 2 突き出たものやはりめぐらしたものなどに動きを妨げられる。「敷居に足を—・けてころぶ」「釘に—・け...
ぶつ・ける
[動カ下一]《「ぶっつける」の音変化》 1 物を投げて当てる。「壁にボールを—・ける」 2 身体や物を他の物に打ち当てる。「机にひざを—・ける」「車を—・ける」 3 自分の感情などを、相手に包み...
つっ‐か・ける【突っ掛ける】
[動カ下一][文]つっか・く[カ下二]《「つきかける」の音変化》 1 履物を足の指先にひっかけるようにして無造作にはく。「サンダルを—・ける」 2 勢いよく何かにぶつける。「立ち上がりざま椅子に...
くだ・ける【砕ける/摧ける】
[動カ下一][文]くだ・く[カ下二] 1 固い物やかたまりになっている物が、衝撃などで小さくばらばらになる。「コップが粉々に—・ける」「波が—・ける」 2 釣り合いがとれなくなって、くずれる。ま...
たたき‐つ・ける【叩き付ける】
[動カ下一][文]たたきつ・く[カ下二] 1 激しく打ちつける。「背中からマットに—・ける」「窓に—・ける雨」 2 激しい勢いで差し出す。「辞表を—・ける」 3 相手に無理に押しつける。否応なし...
かけ‐ぬ・ける【駆(け)抜ける/駈け抜ける】
[動カ下一][文]かけぬ・く[カ下二] 1 走って通り過ぎる。走って通り抜ける。「敵陣を一気に—・ける」「伊勢路を—・ける」「激動の時代を—・ける」「記憶が映像となってまぶたの裏を—・けた」 2...
うち‐つ・ける【打(ち)付ける】
[動カ下一][文]うちつ・く[カ下二] 1 釘(くぎ)などで打って、取り付ける。「雨戸に板を—・ける」 2 強く打つ。ぶっつける。「鴨居(かもい)に頭を—・ける」 3 火打ち石を打って火をつける...
や・ける【焼ける】
[動カ下一][文]や・く[カ下二] 1 火がついて燃える。燃えてあとかたもなくなる。「古タイヤの—・けるにおい」「家が—・ける」 2 火が通って食べられるようになる。「サンマが—・ける」「餅が—...
やき‐つ・ける【焼(き)付ける】
[動カ下一][文]やきつ・く[カ下二] 1 熱した金属などを押して印をつける。焼き印を押す。「下駄に屋号を—・ける」 2 焼いて付着させる。また、めっきをする。「車体に塗料を—・ける」 3 陶磁...
と・ける【溶ける/解ける/融ける】
[動カ下一][文]と・く[カ下二]《「と(解)ける」と同語源》 1 固体が、熱や薬品などによって、液状になる。「氷が—・ける」「暑さでアスファルトが—・ける」 2 ある物質が液体の中に平均にまじ...