とうつる‐もどき【藤蔓擬】
トウツルモドキ科の蔓性(つるせい)の常緑低木。葉は線状披針形で、先端は巻きひげとなる。白色の小花が円錐状に密生して咲く。果実は球形で赤く熟す。沖縄・台湾などに分布。
とがとが・し
[形シク]事を荒立てるようすである。とげとげしい。理屈っぽい。「—・しき女聞きて」〈堤・虫めづる姫君〉
とがら・す【尖らす】
[動サ五(四)] 1 物の先端を細く鋭くする。「鉛筆の芯を—・す」 2 鋭敏にする。「神経を—・す」 3 不機嫌な感じにする。とげとげしくする。「声を—・す」
とがり‐ごえ【尖り声】
腹を立てたときなどのとげとげしくかん高い声。とんがり声。
とが・る【尖る】
[動ラ五(四)] 1 物の先端が細く鋭くなっている。「先の—・った鉛筆」 2 敏感になる。「神経が—・る」 3 声などが興奮などのために高く鋭い調子になる。とげとげしくなる。「—・った声でなじる...
とげ‐だ・つ【刺立つ】
[動タ五(四)] 1 とげが立つ。「—・った木」 2 とげとげしくなる。かどだつ。「—・った言葉」
とげ‐とげ【刺刺】
[副](スル)とげとげしいさま。とげがあって、親しみにくいさま。「—した顔つき」
とげとげ‐し・い【刺刺しい】
[形][文]とげとげ・し[シク] 1 とげ立っている。みるからにとげのようである。「—・く尖(とが)った梢を張って居る」〈寒村・冬〉 2 態度や言葉づかいにとげがある。つっけんどんである。「—・...
とっ‐さか
[形動]《近世上方語》心がひねくれて、とげとげしいさま。「気の—な姑に」〈浄・宵庚申〉
トリアッティ【Tol'yatti/Тольятти】
ロシア連邦西部、サマーラ州の都市。ボルガ川中流部に位置する。18世紀に要塞が築かれたことに起源し、スタブロポリまたはスタブロポリナボルゲとよばれた。1950年代の人造湖、ダム、発電所の建設に伴い...