げん‐れい【厳厲】
[名・形動ナリ]きびしく、はげしいこと。また、そのさま。「厳寒と酷暑との候稍—なるのみ」〈村田文夫・西洋聞見録〉
げん‐れつ【厳烈】
[名・形動]きびしく激しいこと。また、そのさま。「—な処罰」「好みて此の—を行うに非ざるを許し」〈田口・日本開化小史〉
げん‐ろ【言路】
君主・上役などに対して意見を述べる方法・手段。「—を塞ぎ業作を妨るの事は」〈福沢・学問のすゝめ〉
げん‐ろう【元老】
1 官位・年齢が高く、声望のある功臣。 2 ある分野で長い間その仕事に携わり、功労のあった人。「経済界の—」 3 明治後期から昭和前期にかけて、憲法規定外の存在ではあったが、政務の決定や後継首相...
げんろう‐いん【元老院】
1 古代ローマの立法・諮問機関。共和政期には政治の運営の中心機関となったが、帝政期には権限が縮小された。 2 明治8年(1875)左院の後身として設置された立法機関。明治23年(1890)帝国議...
げんろういん‐ぎかん【元老院議官】
議長とともに元老院2を組織した議員。華族・官吏・学者などから勅任された。
げんろういん‐ひろば【元老院広場】
《Senatskaya Ploshchad'/Сенатская площадь》⇒デカブリスト広場
げんろく【元禄】
江戸中期、東山天皇の時の年号。1688年9月30日〜1704年3月13日。 1 「元禄袖」の略。 2 「元禄模様」の略。
げんろく‐かぶき【元禄歌舞伎】
元禄期を中心とした約50年間の歌舞伎。科白劇(かはくげき)・世話狂言が成立し、上方では和事芸、江戸では荒事芸が発達。
げんろく‐きん【元禄金】
元禄8年(1695)に江戸幕府が改鋳した金貨。元禄大判金・元禄小判金・元禄一分金・元禄二朱金の総称。「元」の字の極印があるので元字金ともいう。