ほうし‐のう【胞子嚢】
胞子を内部に生じる袋状の生殖器官。成熟すると破れて胞子を散布する。シダ植物の葉の裏面やコケ植物の蒴(さく)にみられる。
ほこ‐すぎ【矛杉/鉾杉】
矛の形のように、まっすぐ伸びた杉。「何時の間も神(かむ)さびけるか香具山の—が末(うれ)にこけ生(む)すまでに」〈万・二五九〉
ほお【頰】
顔の両面、耳と鼻・口との間の柔らかい部分。ほほ。「—がこける」「—を赤らめる」
ポリ【Pori】
フィンランド南西部の都市。ボスニア湾に注ぐコケマエン川下流部に位置する。中世より交易拠点として栄えた。19世紀末に開設したポリ劇場、サタクンタ博物館がある。1966年より開催される国際的なジャズ...
プラハ‐こくみんげきじょう【プラハ国民劇場】
《Národní Divadlo》チェコ共和国の首都プラハにある劇場。新市街に位置する。1881年にネオルネサンス様式で建造。設計は同国の建築家ヨゼフ=ジートクによる。スメタナのオペラ「リブシェ...
まさ‐ぶき【柾葺き】
台形にした杮板(こけらいた)の厚みのあるほうを下に羽重ねにして屋根を葺くこと。
ほう‐し【胞子】
シダ植物・コケ植物・藻類・菌類などに形成され、単独で新個体となりうる細胞。ふつう単細胞で、有性生殖後にできるものや、無性器官内にできるもの、栄養体の一部が分裂してできるものなどがある。→芽胞
ぶたい‐びらき【舞台開き】
新設の舞台で、初めて演劇・演芸などを行うこと。こけらおとし。
ミクログラフィア【Micrographia】
フックの著した図鑑。1665年刊。自作の顕微鏡で、ノミやシラミなどの昆虫、コケ、カビなど、動植物および無機物の微細構造を観察して描いたもの。顕微鏡図譜。
ぬるで‐の‐みみふし【白膠木の耳五倍子】
アブラムシ科の昆虫。体長1〜1.5ミリ、黄褐色または暗緑色。春から夏、ヌルデの葉などに寄生し、五倍子とよぶ虫こぶを作って暮らす。秋になると翅(はね)をもつものが現れ、コケ類に移動して産卵。幼虫で...