さかし・い【賢しい】
[形][文]さか・し[シク]《「盛(さか)し」と同語源か》 1 才知がすぐれ判断力があるさま。かしこい。賢明である。「—・いやり方」「競争社会を—・く生き抜く」 2 才知のあるように見せかけるさ...
なま‐さか・し【生賢し】
[形シク]少しばかりかしこい。こざかしい。「—・しき事しいでては悪しかりなん」〈著聞集・九〉
さる‐りこう【猿利口】
こざかしいこと。「その訴へは己が—といふものなれど」〈黄・桃太郎後日咄〉
しおらし・い
[形][文]しをら・し[シク]《「しお(萎)れる」の形容詞化か》 1 控えめで従順である。慎み深く、いじらしい。「お見合いの席で—・く振る舞う」 2 かわいらしい。可憐である。「岩陰に小花が—・...
ちょこ‐ざい【猪口才】
[名・形動]小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。「我(ひと)の仕事に邪魔を入れる—な死節野郎」〈露伴・五重塔〉 [補説]「猪口」は当て字。
さる‐ぢえ【猿知恵】
気がきいているようで、実はあさはかな知恵。こざかしい知恵。