この‐うえ【此の上】
[連語] 1 今の程度以上。これ以上。「—迷惑をかけるな」 2 (多く「このうえは」の形で)事がこのようになったからには。「—は友情を断つしかない」
こう‐ざま【斯う様】
[形動ナリ]《「かくさま」の音変化》このようなさま。「源中納言は、—に好ましうは焚(た)き匂はさで」〈源・紅梅〉 [補説]「とざま」と対で用いられることが多い。
この‐ぶん【此の分】
現在の状態。この調子。このようす。今の状態から判断して、これから先を推し測っていう。「—では明日は雨でしょう」
こう‐て【斯うて】
[副]《「かくて」の音変化》このような状態で。こうして。「さりとも、—疎(おろ)かには、よもなりはてさせ給はじ」〈源・宿木〉
こうき‐じゅうばくげきき【後期重爆撃期】
太陽系の惑星形成後の約41億年前から38億年前頃に、火星・地球・金星・水星などの地球型惑星に小天体の落下が集中したと考えられる時期。このような期間があったと仮定すると、月面のクレーターの形成年代...
サーモクロミズム【thermochromism】
ある種の物質を加熱または冷却すると、色が可逆的に変化する現象。また、この性質をもつ物質をサーモクロミック物質(材料)という。このような有機化合物の中には、圧力によって色が変わるピエゾクロミズムや...
げんかいさくげん‐ひよう【限界削減費用】
温室効果ガスの排出量を追加的に1トン削減するために必要な費用。地球温暖化対策の目標値の設定などで用いられる指標の一つ。MAC(marginal abatement cost)。 [補説]日本は、...
けいざい‐じん【経済人】
《(ラテン)homo œconomicus》もっぱら経済的合理性のみに基づいて行動する個人主義的な人間像。古典学派によって想定され、以後近代経済学でも通常、このような人間像を仮定して理論を展開す...
こう【斯う】
[副]《「か(斯)く」の音変化》 1 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。このように。こんなふうに。「—書くのは誤りです」「—なったからには、覚悟しなければ...
こうえん‐せい【好塩性】
塩分濃度が高い環境を好む性質。このような性質をもつ菌は好塩菌と呼ばれる。