せいぞん‐きょうそう【生存競争】
《「種の起源」にあるstruggle for existenceの、加藤弘之の訳語といわれる》 1 ダーウィンの進化説の中心的概念。個体が次の世代を残すためによりよく環境に適応しようとし、生物ど...
ぜいせいかいせい‐たいこう【税制改正大綱】
翌年度以降に実施する税制改正の具体的な内容についてまとめた文書。各省庁や業界団体からの要望を受けて、与党の税制調査会が毎年12月中旬に取りまとめる。その後「税制改正の大綱」として閣議決定される。...
ちゃや‐ぼうず【茶屋坊主】
客に茶をたてて出す店の主人。「是(これ)は宇治橋の供養の時、茶を点(た)て死ににせし、通円と言っし—なり」〈虎明狂・通円〉 [補説]頭を丸めていたためこういった。
ちゅうおう‐かいれい【中央海嶺】
大洋のほぼ中央に連なる幅広い海底山脈。大西洋中央海嶺・東太平洋海膨(かいぼう)などがあり、頂上の水深は2500メートルくらい。これと平行する地磁気異常が観測され、プレートができる場と考えられてい...
ノンプロジェクト‐ゆうし【ノンプロジェクト融資】
《non-project finance》融資対象事業を特定しない融資。開発途上国向け援助に力がある。通常、石油、石炭など資源開発には数億ドル規模を超える大型のものが多く、銀行が開発計画の調査立...
トリチェリ‐の‐じっけん【トリチェリの実験】
1643年にトリチェリが行った真空と大気圧を示す実験。一端を閉じた長さ約1メートルのガラス管に水銀を満たし、開いた一端を水銀を入れた別の容器に倒立させると、管内の水銀は約760ミリメートルの高さ...
トリノ‐スケール【Torino scale】
地球近傍天体が地球に衝突する確率と、衝突したときの被害の大きさを表す尺度。衝突する可能性がほぼ無く、たとえ地上へ落下してもほとんど被害がないレベル0から、衝突の可能性と予想される被害の大きさが増...
とり‐ざた【取(り)沙汰】
[名](スル)《古くは「とりさた」》 1 あれこれとうわさすること。また、そのうわさ。「とかくの—がある」「世間で—する」 2 取り扱って処理すること。「軍勢の兵粮(ひゃうらう)已下(いげ)の事...
トリプレット‐レンズ【triplet lens】
英国のH=D=テーラーが発明した3群3枚構成の写真用レンズ。これを改良してテッサーが作られた。
トリプル‐プレー【triple play】
1 野球で、連続した一つのプレーで三人を一度にアウトにすること。三重殺。 2 音声通話(固定電話)、データ通信(インターネット)、映像配信(テレビ放送)の三つのサービスを、一つの事業者が同時に提...