から‐の‐かしら【唐の頭】
兜(かぶと)の上につけるヤクの尾で作った飾り。白いのを白熊(はぐま)、赤く染めたのを赤熊(しゃぐま)、黒いのを黒熊(こぐま)という。
こ‐ぐら・い【小暗い】
[形][文]こぐら・し[ク]どことなく暗い。薄暗い。おぐらい。「—・い路地」
こくら
[接尾]《古くは「こぐら」「ごくら」とも》動詞の連用形、まれに名詞などに付いて、競争する意を表す。くらべ。くら。「走り—」「飛び—」
こ‐ぐら・い【木暗い】
[形][文]こぐら・し[ク]木が茂って、その下が暗い。「—・い山中の道」
こ‐くそ【蚕糞】
《「こぐそ」とも》カイコのふん。
こ‐ぐそく【小具足】
1 鎧(よろい)の付属具の称。籠手(こて)・臑当(すねあ)て・脇楯(わいだて)など。 2 鎧下の装束に1だけを着用して、鎧をつけない姿。小具足出装(こぐそくいでたち)。
こ・ぐ【漕ぐ】
[動ガ五(四)] 1 櫓(ろ)や櫂(かい)を使って水をかき、舟を進める。「ボートを—・ぐ」 2 足や腰を曲げたり伸ばしたりして、乗り物を進めたり振り動かしたりする。「自転車を—・ぐ」「ブランコを...
けんせき‐うん【巻積雲/絹積雲】
十種雲形(雲級)の一。白い小さな雲塊が集まっているもの。氷晶の集まりで、ふつう5〜13キロの高さに現れる。略号はCc。鱗雲(うろこぐも)。鯖雲(さばぐも)。鰯雲(いわしぐも)。→雲級
げんやだな【玄冶店】
江戸の地名。日本橋北の横町。幕府医師の岡本玄冶の屋敷跡で、芝居関係の者が多く住んでいた。 歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」4幕目の源氏店(げんじだな)妾宅の場の俗称。
こうじ‐ばな【麹花】
1 蒸した穀類や豆類にコウジカビが繁殖して胞子がつき、薄い黄色になったもの。こうじのはな。 2 ハハコグサの別名。