むら‐むら【群群/叢叢】
[副] 1 そこここまだらに群がっているさま。「彼方此方に—と立ち駢(なら)ぶ老松奇檜(きかい)は」〈二葉亭・浮雲〉 2 群れをなして移動したり集まったりするさま。「雉子鳩が、神代に島の湧いたよ...
むらむら・し【斑斑し】
[形シク]色の濃淡が一様でない。転じて、心が揺れて定まらない。「つき草の移し心やいかならむ—・しくもなりかへるかな」〈馬内侍集〉
むら‐めか・す【群めかす】
[動サ四]群がる。群れをなす。「嵐に木の葉の散るごとく—・してぞ引きにける」〈義経記・六〉
むら‐やく【村役】
1 江戸時代、道・橋・用水・堤の普請など、村の維持・運営のために村民が負担した労役。 2 村役人のこと。
むら‐やくにん【村役人】
江戸時代、村の行政をつかさどった役人の総称。→地方三役(じかたさんやく)
むら‐やくば【村役場】
地方公共団体としての村の行政事務を取り扱う役所。
むらやま【村山】
山形県中東部の市。最上川が貫流。農業が行われる。中心の楯岡(たておか)はもと最上氏の城下町、羽州街道の宿場町。人口2.7万(2010)。
東京都中北部の地名。狭山丘陵の南側。現在は武蔵村山市。
むらやま【村山】
姓氏の一。 [補説]「村山」姓の人物村山槐多(むらやまかいた)村山左近(むらやまさこん)村山富市(むらやまとみいち)村山知義(むらやまともよし)村山実(むらやまみのる)村山由佳(むらやまゆか)村...
むら‐やま【群山】
連なり続いている山々。多くの山々。ぐんざん。「大和(やまと)には—あれどとりよろふ天(あめ)の香具山(かぐやま)」〈万・二〉
むらやま‐おおしま【村山大島】
東京都武蔵村山市付近で産する絣(かすり)織物。大島紬を模したもの。村山大島紬。